しっかり黄色くなった完熟梅が手に入ったら、
梅ジャム~!です。
置いておくだけで部屋いっぱいに広がる甘くて濃い香りに、
ときめきます。
そして火にかけるとさらに立ちのぼる、甘酸っぱい誘惑。
ああ、恋と勘違いしてしまいそう。
梅の木があるお宅なら、
ピカピカの青梅で梅酒仕込んで、
きれいな完熟梅で梅干し仕込んで、
最後に、熟しすぎたり傷が入ったものを
全部まとめてジャムにしてしまうのでしょうか。
買ってくるにしても、ジャムにはきれいな状態でなくていいので、
時期も終わろうという頃、うまく仕入れて一気に作ってしまうのは、
いつも楽しみな時間です。
そして、他の梅ものと違い、作ってその場ですぐ食べられる。
くいしんぼうとしては、
こんなおいしい匂いだけ嗅いだあとに、
おあずけをくらうことがないのはうれしいです。