2017-03-27

はるいろ





うすぐ春だと思っていたら、
いつのまにやら春どまんなかで、
やっぱりいつも、季節を追いかける側にまわる。
 
 

ファッションの世界だと先取りがかっこいいそうだから、
一度くらいそうしてみたい。
いつだって置いてけぼりになる。
 
 

ぽかぽかと頬が温かいのを感じたすぐあと、
冷えた風に帽子を飛ばされて、
鼻水をすすったりしながら、
もうすぐほころぶ公園の桜を見あげた。
 

2017-03-20

りんごの居場所






「りんご」をどこに置くか、考える機会が多い。
比べようもない話だけれど、他の人よりも多いんじゃないかと思う。



涼しい場所がいいに決まっているのに、なぜか動かしてしまう。



もっとほかのことを一生懸命考えればいいんだよと、
一人で笑う。





2017-03-10

ディスプレイと家具と生け込み





イタリア料理店でのディスプレイと、製作した家具、植物の生け込みなどです。






メンテナンスフリーでいける、高さ2m30cmのドライのもの。














テーブルはレッドパインの耳付きはぎ合わせの天板をオイル仕上げ、
脚は黒スチールです。
イベント時には、3台つなげて長さ3800mmの状態で使えます。








エントランスの植物





 
イタリア料理店Trattoria KEIYAさん、
入口部分のための植物を植え込みいたしました。
 
 
フェイジョア、シルバーティーツリー、
ウエストリンギア、マホニアコンフューサ。
 
丈夫で年中葉がきれいです。
 
 
 

 
 
西日はガンガン当たる北向きでちょうどいいもの、
常緑であること、病害虫に強い事、
手入れが少なくて済むこと、
予算の範囲でボリュームを出すこと、
イタリア料理になじむこと、
などの条件で組み合わせています。
 
 
 
大通りに面した人通りの多い歩道で、
コンパクトなスペースで随時移動させることを考慮して、
鉢は、大鉢でも軽量でシンプルな陶器のものを選択しています。
 
 
店舗では土表面にマルチングを施して、
装飾することが多いですが、短期間の設置以外は、
何もない方が管理がうまくいくのでおすすめです。
 
 
よく質問を受けます。
地植え向きのものを、外で鉢仕立てで健全に育てるには
工夫が必要になってきます。
 
それは反対に、場所にあうものを選んで、
それなりの居心地を準備すれば、
ある程度の期間は何とかなるっていうことで、
育たない時には何か理由があります。
 
 
 
土と植え方は、花木の生産者さんに教わって、
実際に試した方法を採っています。
 
 


 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
Trattoria KEIYA  
トラットリアケイヤ


http://trattoria-keiya.net/




イタリア料理店のための壁面装飾と空間のこと





 
 
 
外のウインドウからも中からも見える場所に、
レリーフ状のパネルを製作して設置しました。
 
なんだろう?おいしそう、って覗いてもらえるように。
 
 
 
今回最小限に手を入れた内装のなかで、
レトロな既存部分と新しい部分をつなぐための工夫をちょっとずつ行っています。









































空間は、単純に足したり引いたりだけでは作れないことをいつも実感します。

たったひとつ余分なものがあるがために、
その存在を消すための膨大な労力が必要になったり、
わざとバランスを崩すことで驚くほど生き生きしてきたり。




削ぎ取って、追加して、こねて調和させて、また引く。
そんな計算を短時間で繰り返すイメージかもしれません。


その計算を、より単純にするには、
力のある素材で構成すること、それに尽きます。



モノとして形の見えない段階で、
お客さまに対して選択肢を提示するために、
そういう感覚を言葉で的確に伝えることはなかなか難しくて、
日々、アップデートが必要だなあと思います。










































Trattoria KEIYA  
トラットリアケイヤ
http://trattoria-keiya.net/

Trattoria KEIYA さん 移転オープンです






























イタリア料理店の「Trattoria KEIYA」 さんが、
名古屋市千種区の千種駅そばに移転オープンされました。

前店舗でのプリフィクスコースとはまた変わって、
新店舗ではカジュアルに楽しめるスタイルです。

珍しいワインもそろっています。

おいしいイタリア料理とお酒で楽しい時間を過ごしに、
ぜひおでかけください。









































テトデザインでは、ディスプレイ、壁面装飾の製作、花の生け込み、
観葉植物や外部の植物のコーディネートと植え込み、テーブルの製作、
一部内装の施工などをおこないました。





Trattoria KEIYA  
トラットリアケイヤ

愛知県名古屋市千種区今池1-4-4 DO LIFE千種1階東
http://trattoria-keiya.net/




2017-03-07

ユニホーム

 
 
見本市のユニホーム用バッグ
 
株式会社ウッドハートさんが建築建材展に出展する際の
ユニホームを製作いたしました。
 
 
商品である、年月を経て味わい深くなった古材と同様に、
だんだんと風合いがよくなってくるインディゴ染めの服に、
ロゴを取り入れています。
 
 
前面は、服に直接ではなく、
大きくロゴを入れた斜め掛けバッグを作りました。
 
 
 
見本市のユニホーム
女性用 前
 
 
見本市のユニホーム






女性用 後ろ
 
 
 
見本市のユニホーム




















男性用 前
 
 
見本市のユニホーム
男性用 後ろ
 
 
 
見本市のユニホーム 背面のロゴ
 
見本市のユニホーム用バッグ
 
 
斜め掛けペッタンコなバッグは、できるだけ簡潔に、
機能をしぼりこんでいます。
 
スマートフォンが入り、
背面の外側は、ブースで接客の際に必要な名刺とペンが
さっと取りだせるようにしてあります。
 
 
見本市のユニホーム用バッグ
 
 
 
 

株式会社ウッドハート WOOD HEART
http://re-woodheart.com/


「建築建材展」
2017年3月7日(火)~10(金)
東京ビッグサイト
https://messe.nikkei.co.jp/ac/
 
 

ウッドハートさん 建築建材展に出展です











魅力的な古材と無垢フローリングなどの建材を販売されている、
株式会社ウッドハートさんが、建築建材展に出展されています。

今回、古材の全商品を展示されるそうです。

年月を経た木材が醸し出す、独特の風合いと雰囲気は、
空間に驚くほど力をもたらすのを感じます。


みなさまぜひお運びください。




株式会社ウッドハート WOOD HEART
http://re-woodheart.com/



「建築建材展」
2017年3月7日(火)~10(金)
東京ビッグサイト
https://messe.nikkei.co.jp/ac/



テトデザインでは今回ユニホームの製作をおこないました。
 




2017-03-06

「絵のある日々。」 青木寿美子 陶展



青木寿美子さんの個展会場


 
 
とってもうれしいことに。
信楽で活動されている陶芸家、青木寿美子さんの個展が、
名古屋市で開催中です。
 


青木寿美子さんの個展会場


 
 
ものづくり魂の、熱量の高さが伝わってきて、
いつもたくさんの刺激を受けます。
 
 
紙にスケッチを起こしたりすることは一切なく、
その場でダイレクトに筆を走らせるのだそうです。
そして今までの作品も、ひとつとして同じものを作っていないそう。
 


寿美子さんの中から尽きることなく飛び出してくる造形が、
泉のようにこんこんと湧き出てあふれている様子に
想いをめぐらせてしまいます。


(どこかでそんな泉を売っていたら買いたい、と思う)
 
 
 
青木寿美子さんの個展会場
 
ステキな植物の生け込みは「アトリエSABO」さんです!
 
 


 
 
「絵のある日々。」 
青木寿美子 陶展
 
名古屋三越栄店 6階 スタイルコート#6
2017年3月1日(水)~7日(火)
 
 
 
SUMIKO AOKI CLAYWORKS