2016-12-21

レッドマリネ



 
 
 
 
紅い根菜3種類にナッツもたくさん、
ゆずを絞って冬のマリネ。
 
 






2016-12-17

パプリカ切ったら



 
 
パプリカを、普段は切らない位置で切ったら、
はっとするような造形が現れた。
 




小さい輪切りを飾りで少しだけ使いたくて、
しかも急いでいたから、ちょいちょいっと切った。

あたり前にありそうで、今までやってないのが不思議。




いつも輪切りが欲しい時は、
先に芯のところを包丁の先でクルッとくりぬいて、
そこから種をぬいてしまって、それから切っている。


種もそのままいきなり切って、あとはラップかけておこうっていうのは、
感覚的には、
手間を後回しにした手抜きだったけれど。





なるほどなあ、いいこともあるもんだと思いながらレンズを向けた。




2016-12-14

年の瀬の光景







 

片側4車線の車道にズラリと並ぶ大きなイチョウの木から、
ハラハラと葉が舞っています。


落ちた葉は吹き寄せられて、
分離帯の周りには幅数十センチの黄色い川ができあがっています。


前をゆく車のタイヤがギリギリを擦るたびに、葉はフワーっと広がり、
黄色の帯は姿を変えていきます。


この時期、毎晩清掃車が出るのでしょうか。


落ちたての葉は汚れていないから、新しい真っ黄色です。



きれいだなあと見惚れながら、頭のなかにうかぶのは、
ギンナンがいっぱい入った湯気のあがる茶碗蒸しのこと。



くいしんぼうでどうしようもないなあって、
まあいつものことだったなって、
思いながらハンドル握って、びゅんびゅん走る、師走の午後でした。


2016-12-09

燃えるイロハモミジ






どれだけ見ても見飽きることがない。





狂おしいほどに赤く染まる。






ファインダーをのぞきながら息を呑んだ。









2016-12-01

シダと隙間と



 
 
 
岩の隙間にそっと存在するから、
余計に目をひく。
 
 
 
 
 


2016-11-25

小松菜パワー



 
 
 
 
ミネラルたっぷりな、小松菜の煮びたし。
 
ひじき、あげ、白ごまをたくさん入れて、
気持ちが元気いっぱいになります。
 
 
時々で、ゆでた大豆、松の実、クコの実、ツナ、黒ゴマ、まいたけ、
そういうものを組み合わせて年中食べている気がします。
 
 
加熱時間もおそらく3分以内。
 
 
普通のごま油でも、太白ごま油でも、オリーブ油でも、
どれでもおいしい。
 
じゃっと炒めてしょうゆとみりんでさっと煮詰める。
 
出し汁も、あってもなくてもどちらでもいける。
 
手でもんで粉にしたかつおぶしをバッと混ぜてもいいし。
 
 
簡単なパワーフードの代表選手になれそうだと、ひそかに思っています。
 
 
 
 
 
 

2016-11-21

ほっこりと



 
 
 
いつのことだったか。
旅先の宿での夕食に、囲炉裏で鍋をつついたのを思い出す。
 
 
自在カギにぶらさがる根菜たっぷりの鉄鍋から湯気が立ちのぼる。
 
 
 
木のお玉ですくって取り分けたこと、
味噌仕立てだったこと、
おばけみたいにでっかいキノコが入っていたこと、
詳細に思い出せてびっくりする。
 
 
 
 
 

2016-11-18

ジューンベリー色づく





今年も、小さな葉を吹きだして、白い小花をいくつも咲かせ、
甘酸っぱい黒紫の実を結び、暑いさなかにも葉を茂らせ、
アメリカシロヒトリにちょっと喰われたりして。

そうして秋をむかえた。









まだ少し緑色が残っているオレンジの葉がとてもきれい。
 
 
 


裸の姿になっても、細い幹と枝がいい風情。

一年間めいっぱい楽しませてくれる。






2016-11-05

パッチワーク



 
 
 
「そういえばあしもとばっかり撮ってるよね」って、
自分で自分に言ってしまう。
 
 

 
 
 無意識だけれど好きな対象物にちがいない。
 
 
 
 

2016-10-29

コスモスゆらり



コスモス畑



気がつくと、
あたり一面に広がる淡いピンクのグラデーションができあがっていて、
しかもそれが桜とちがって長いあいだ続く。


夕暮れの風にそよぐコスモスを眺めていると、
清々しくて、ただただ心地いい。



コスモス畑



ちょっとあぶなっかしいほどの、しなやかで繊細な長い茎が、
この花の魅力だと思う。




コスモス畑


もう少し近寄りたい……。

畑に入っていきたい衝動をこらえて、
あぜ道でガマンする。



コスモス畑





コスモス畑



日暮れ時の花色は、30分も経たないくらいの間に、
刻々と変化していき、
しまいには黒っぽい単色のシルエットで浮かびあがった。



コスモス畑



コスモス畑



2016-10-28

秋のよそおいに



秋の庭



10月も後半になり、庭もちょっとずつ秋の姿に変わってきています。



秋の庭



ツワブキの花茎が30センチほどに立ち上がってきて、
もう1週間くらいで黄色い小さな花が見られそう。
 
 
マホニアコンフューサも蕾がだいぶほころんでいます。
 

ホスタは葉を少しずつ茶色くし、冬のお休みの準備をはじめています。



秋の庭



もうさすがに蚊も気にしなくていいのではと思い、
今季初めて無防備に立っていたら甘かった。

あっという間に3か所刺されました。

「テヘッ。まだ現役だよーん。」と言う声が聞こえた気がします。


まだしばらく蚊取り線香が手放せないようです。



秋の庭





2016-10-12

歴史



歴史のあるビルのエレベーター


窓、階段、天井、エレベーター・・・
ちょっとしたディティールがうつくしい、
とても歴史のあるビル。


そのままでもとてもいい空間で、
どんな店が作れるか、あれやこれや勝手な妄想をしてしまう。


歴史のあるビル
 
 

今、テナントも入っていない空き家の状態なので、
解体待ちなのかもしれない。
 
 
妄想のあとは、勝手にさみしい気持ちになった。

 
 

 

2016-10-10

あいちトリエンナーレ



あいちトリエンナーレ



開催3回目となる『あいちトリエンナーレ』。



あいちトリエンナーレ



こどもの頃から、「芸術の秋」っていう言葉は、
「青信号でわたる、赤信号は止まる」みたいなもんだと思っていた。
 

「なぜかはわからないけれど世の中ではどうやらそういうことらしい」、
というとらえ方。


あいちトリエンナーレ


最近は、しみじみと意味を体感する。



うだるような暑さのなかで作品をじっくり感じることなんて
至難の業だったりする。

「もういいから、そこのスタバに入りたいっ」と、なってしまう。



あいちトリエンナーレ


今さらながら、「○○の秋」は、とても単純なことだったんだ。


からだ(脳みそ)の余裕があるかないか。


あいちトリエンナーレ


春先に前売りで買ってあったチケットは夏のあいだ寝かしておいて、
やっと涼しくなったので観覧してまわった。

そういえば過去2回も同じく秋を待って足を運んだ。



あいちトリエンナーレ



すてきな作品を浴びるように見て回る涼しい一日は、
明日のための栄養が、ぐいぐいと沁みてくるような時間だった。




あいちトリエンナーレ




あいちトリエンナーレ



あいちトリエンナーレ




あいちトリエンナーレ




あいちトリエンナーレ



2016-10-09

創造の源 ポール・スミス展



ポール・スミス展


敬愛するクリエーターが、どんなものごとから、
インスピレーションを得て、
そしてそれをどんな風に自分のなかでストックし、
日々のアウトプットにつなげているのか。


そういうことを肌で感じるのは、とても心躍る事なんだなあと、
あらためて実感しました。


よくよく考えてみると、
それをここまでひたすら直接的に見せる大規模な展示というのは、
普段なじみがないかもしれません。


ポール・スミス展、よかったです。


ポール・スミス展



ポール・スミス展


ポール・スミスが若いころから収集している膨大な量の絵画や写真など。



ポール・スミス展



ポール・スミス展


ファンから送られてくるプレゼントの数々。

アトリエの再現。

日々の行動を伝える動画。



ポール・スミス展



ポール・スミス展


 



ポール・スミス展


頭のなかをのぞき見させてもらっているようなワクワク感でした。