2020-09-17

食べたい季節



  

サンマが不漁だそう。

1キロ当たりの最高値が1万1千円
1キロ当たりの最高値が1万1千円

 

1キロ当たりの最高値が1万1千円

初競りで1キロあたりの最高値が11,000円というニュースだったけれど、

もうこの秋には味わえないのかもしれない。

生態系がガタガタと崩れているのかなあ。

1尾38円で叩き売りになるような年もあって、そんなのを目にすると大変だなあと思うし、

食べられないかもと言われると素直に寂しい気持ちになる。

 

先日サバを焼いた。脂がのって、唇から溢れでるほどのジューシーさだった。

野菜売り場にサツマイモが何種類も並び、

平台の上に赤紫色のグラデーションができあがっていた。

同時に脳内で、甘くねっとりした粒子をモグモグ味わっているのに気づく。

エア・ギターならぬエア・焼き芋。

栗きんとんの製造風景を、例年と同じく「テレビ画面」から眺める。

よーいどん!で始まったような湯気のあがる活気が伝わってきた。

「栗!食べたい!」・・・いとも簡単にマスメディアの思惑にはまる。 

 

こうやって考えてみると、

消費者目線での、とっても食い意地のはった日々の気づきばかりだった。