2016-05-27

岩肌好き






「寝室の内装をこういうのにしたい!」と思う。


枕元の壁一面がこんなのになっていたら幸せな気持ちで
眠りにつけそう。


湿気がすごいかなあ……。







2016-05-24

くるくるピクルス






気温があがってくると、水分の多い生野菜のシャリシャリ感や、
冷たさや、酸味が、とてもここちよいです。


スライサーで切ったキュウリとカブとセロリを、
ピクルス液に漬けこんだあと、くるくる巻いています。


薄いペラペラ野菜が層になっている一口大の塊は、
この形だけの楽しい食感です。


巻かずに、薄切りピクルスをふんわり盛り付けて食べても、
味は同じでおいしいけれど、
きゅっとコンパクトに巻いたものをパクッと口の中に放り込んで、
パリパリシャリシャリ噛んでみると、
これがだいぶ違うんです。


こういう時に、食べるものは、本当におもしろいなあと感じます。


信楽の陶芸家、青木寿美子さん作の、
アバンギャルドなお皿に盛ったら、
ちょっと箸休めのピクルスが、とっておきのひとしなになりました。


器パワー、とてもありがたいです。


2016-05-16

グッとくるグッドデザイン






お寺の手水舎に、初めて見るステキな柄杓がありました。


考案された方すごいなあ……と、見入ってしまいました。





シンプルな構造で、竹の良さが最大限に生かされています。


太い竹から取った本体と、細い竹から取った15cmばかりの持ち手の筒、
パーツは二つだけ。
 
 
二つを切り出して、差し込むだけで、
これだけの用をこなす、うつくしい道具ができあがっているようです。
 
 
どれも同じような傾きなので、
組み立て後に、ほどよい角度に固定して乾燥させるのでしょうか……。
 

2016-05-09

春らんまんお弁当





お届けお弁当


<タケノコ&わらびごはん>
   
薄口しょうゆは少しにして香りづけ程度、
昆布の出汁と酒と塩ですっきりしたベースにして、
タケノコとわらびの香りが生きるようにしています。
少量のもち麦と白ごまでぷちぷち感を加え、
2mm角程度の極小にみじん切りしたあげで、
コクをだしています。



<新じゃがと鶏もも肉のバルサミコ煮>

オリーブオイルで皮ごとしっかり炒めた小さめの新じゃがと、
同じく表面を焼き付けた鶏もも肉、シイタケを、
しょうゆ、みりん、バルサミコ酢で煮つめていきます。
3つの旨みの濃い具材から出てきて合わさった汁を、
ぎゅーっと、また戻してやる感じの味の入れ方です。



<新ごぼうと大豆の塩きんぴら>

ごぼうと、下ゆでした大豆に塩を振り、オリーブオイルで炒めたあと、
無水で蒸し煮にし、ブラックペッパーをひいて。
でんぷんのホクホク感が強くひきだされます。



<芽ひじきとまいたけ、アスパラのサラダ>

<みょうが、パプリカ、新ショウガのピクルス>

<かぼちゃとスナップエンドウのグリル>



今年は、ありがたいことにタケノコとたくさんのご縁がある春です。

8Lの寸胴鍋で、10本のタケノコの下ゆでができてしまうことを、
初めて発見した春でもありました。



2016-05-05

水路





地面すれすれのところで、
澄んだ水が光りながら、さらさらと流れていくのです。

ワーっと、声があがります。







その先に何が現れるかわからない場所では、
ひときわ心が弾みます。



そう言ってしまえば、
初めて訪れたらどんなところであっても、
高揚する場になるから、ちょっと違うのかな。





予想を超えたものに出会いそうな予感に、
さらに気持ちが揺さぶられるのかもしれません。





揺れる木洩れ日のなかをくぐりながら、
てくてく、てくてく、わくわく、わくわく、
小さな探検でした。