2017-06-19

歩きの効用






いつもの道を通るとき、
右回りと左回りとでは、眺める風景がまるで違う。


音だってかなり違う。



車や電車の音が、まず右の耳の方から入ってきたり、
反対に左の方から飛び込んで来たりと、
歩く方向だけでだいぶ変わる。










そんな違いだけをただ感じながら歩いていてると、
知らない間に頭のなかが、
ちょっとだけクリアーになっているのがわかる。





2017-06-17

寄せ植えのお届け 6月



 
 
 
 
 
暑くなってきたので、アレンジがわりに寄せ植えのご依頼です。
 

 


 
 
ユーフォルビア・ダイアモンドスター
サルビア・カラドンナ
ゴシキトウガラシ・パープルフラッシュ
センニチコウ・ホワイト
 
 
 
 
 

2017-06-10

キッチンガーデン






大根の頭のところ。

水につけておくと、小さくて柔らかい、なかなかおいしい葉が
そこそこ出てきます。







豆苗を、もともとの水耕栽培のスポンジの上でカットして食べたあと。


スポンジごと水につけておくと、
小ぶりで食べやすい、
最初よりも青臭い香りが控えめな葉が出てきます。


これまた、ちょっと添える飾り用にとっても重宝します。


なんてことはないけれど、
ぐんぐん伸びてくる様子をキッチンの目の前で毎日見られるのは、
とっても楽しいです。



2017-06-07

グッドタイミング







トンネルの向こう側が明るい。


商店街の、ほのぐらいお店の中からファインダーを覗いていると、
ゆっくりと通り過ぎようとするおばあちゃんが視界に入った。



急いでシャッターをきる。

ハッピーな一瞬だ。




2017-06-05

馬ケ城浄水場の一般公開・その2











写真を撮りながら、頭のなかでついつい「滝」と変換しちゃうけれど、
「ダム」なのでした。


近寄るとひんやり涼しい。


一日中でも流れを眺めていたくなります。






水は落ちながら、うろこ模様を描いています。

滑り落ちる勾配の関係で、できあがるのでしょうか。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また来年の公開日が楽しみです。
 
 
 
 
 

馬ケ城浄水場の一般公開・その1




 
 
愛知県瀬戸市にある、「馬ケ城浄水場」の、
年に一度の一般公開に行って来ました。






街中からそんなに離れていないのに、
どこか遠くへでかけたかのような別世界。


 
 
 
 

静かで緑いっぱいの環境で、
歴史ある施設や設備が現役で使われているようすは、
カメラ小僧の目をキラキラ輝かせます。


こういうのを垂涎というのかもしれません。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2017-06-04

野点






高校の茶道部の生徒さんたちが、おいしいお茶を点ててくれた。









まっすぐな瞳や黒髪や制服のほうが、新緑よりもずっとまぶしかった。


ごちそうさまでした。



2017-06-03

ニクの日






ごくまれに、「今日は肉をたくさん食べるぞ~」って思う。


カラダがそういうものを求めていて、
なんとなくパワーが欲しいときなのかもしれない。



反対に「もっと野菜、野菜、野菜~」のときもある。


体の声をよく聴いていて、
それにしたがっていれば、ぼちぼちうまく回っている気がする。


仕事以外の、日々のゴハンは、思い返すと、
タンパク質を何で摂るか、まずそこから考えていることが多い。


近々のことを思いだしてバランスを考えることもあるけれど、
だいたいは、食べたいものを食べている。



調子がイマイチな時の理由は、
栄養のバランスが悪いからというよりも、
忙しさで、キャッチした信号どおりに食べられないことが続くからかもしれない。







豚肩ロース塊2.5キロを仕込む。

モリモリ食べる肉の日でバッチリ燃料補給完了。


2017-06-01

一緒に

 
 
 
 
 
 
ずっと同じものを見ていよう。
 
 


2017-05-27

森のくまさん







定番の歌はありますか?と聞かれたら、
まず、「森のくまさん」と答える。



ある日
森の中
くまさんに
であった~



なんだかよく歌っている。

可笑しいなあ、なぜなんだろうなあ、と思う。



2017-05-24

よっこらしょと。



 
 
 
階段と駐車場の見切りのところ、
目地10センチの土へ植えたものが奔放に伸びています。
 
 
伸びては切って幅を縮めて、また広がっては切って縮めてを、
繰り返しています。
 
 
さて、現在。
 
ちょっと大股でまたぐ状態になってきて、
だけどかわいいから放っておきたい、
けれど生活しにくい・・・・・・。
 
 
記念写真も撮ったことだし散髪した方がいいかな。
 
 
 
 

2017-05-22

きよめる






静かで気持ちがいいから、
やっぱり好きな空間だと思う。






2017-05-17

午後の睡蓮







薄曇りの静かな午後に、そっとひらく睡蓮。


いつ見ても、とても心惹かれる花です。





 
 
 
  
 

2017-05-15

船出






船を出すひとびとにとっては毎日のいとなみ。



離れたところからカメラを向ける私にとっては、
特別な情景。


2017-05-13

モミジと軒天







軒天がうつくしかった。



 
 
 
古木のもみじから吹き出たみずみずしい緑が、
額縁のようにいろどりを添える。
 
 
 
 
 

2017-05-12

はじまりの空





のぼっていくところか、沈んでいくところか。


自分で撮っておいて、パソコンの前で、
いっとき考えこんでしまいました。



もしかしたら世間の一般常識で、
これは日の出、これは日の入りだと、
簡単に見分けられるのでしょうか。



どうも当たり前らしいのに知らないってことがあったりして、
時々びっくりします。





2017-05-08

テクスチャー




どどーん。



象、亀、うろこ、油脂分、
代謝、歴史、変化、・・・・・・

いろんなワードが浮かんできた。



撫でていく人がたくさん居た。
触らずにはいられないと思う。




 
 
  
 

2017-05-07

散髪ざんまい






あばれまくって前衛的な樹形に変身していた、
アカシアゴールデンロッドを剪定しました。


今年も黄色い花を鮮やかに咲かせ、
楽しませてくれました。


あろうことか木の下は駐車スペース。
停めてある車は、みごとに黄色のふりかけをまとってしまいます。



おいしそうな、丸美屋のりたまトッピングカーのできあがり。



 
 
 
花後のちょうどいい時期で、コンパクトに切り詰めました。 
 
 
 
そうして。
ここからがまた問題です。
 
 
昨年の成長期は45L袋がいっぱいになる量を、
何度散髪したことか……。
 
 
一般家庭の庭木としてはだいぶ無理があるようです。
 
 
 
  
 

2017-05-04

はつもの







シンプルな宇治シロップのかき氷を食べたのは、
何年ぶりだろう。


ほんのり苦くて、甘くて、冷たくて。


ふわふわが口の中でするっと溶けて、
ひんやりと喉に落ちていった。




2017-05-01

のびのび伸びる






すごく中に入ってみたかったけれど、
「入ったら罰金!」って書かれた看板が立っていた。




よく手入れされたうつくしい竹林がすがすがしい。







2017-04-28

エドヒガンザクラのその後



 
 
一昨年書いた、
いつ伐採されてもおかしくない状態だった近所のエドヒガンザクラの話。
 
 
 
 
今年の満開のころに近寄ってみると、
一般の人も立ち入られるように、
木の周囲の土地が整備されていました。
 
 
予算がついたのでしょうか。
うれしいことです。
 
 
ことしも、見事に咲き誇っていました。
 
 
 

2017-04-24

ビビッド







椿の花を見た時に、
写真家・映画監督の蜷川美香さんのことをなぜか思い出した。


そうだ、たまには鮮やかに撮ってみようと思った。


もちろん同じ雰囲気にはならない。


造形物は、たとえそっくり真似をしたとしても、
絶対におなじものはできあがらない。


そういうところがおもしろいと思う。


2017-04-20

宿を借りる







こんなにたくさんの住人がひしめきあって、
だいじょうぶなのか心配になるけれど、
植物おたくには、たまらない光景。



そのまま真似をしたいくらい。



ここまで寄生された老木は、いのちをまっとうする時が、
近いのだと聞いた。






2017-04-18

天高く






蔓がスルスルと、空に向かってのぼっていく。



葉を落とした木々のなかで、
ひときわ存在感をはなっていたけれど、
新緑のころには周囲とすっかりなじんでしまいそう。






2017-04-16

今年のサクラは





開花時期に雨が続く珍しい春だった。



「花&天気」の組み合わせに、こんなにも一喜一憂したりして、
その情報が色んなメディアで報道されるだなんて、
一年のなかでこの時期限定の楽しみだなあと思う。




 
 
 
 
パアッっと咲いてから、まあまあの雨に打たれたはずなのに、
そこから長く踏ん張っていた。
 
予想に反して、すぐには散ってしまわなかった。
 
 
 
 
 
 
うらうらと温かい風が耳の横を抜けていく。
 
 
 
お腹いっぱいになるほど写真におさめることができなかったけれど、
やっぱり今年もいい桜だった。
 
 
 

2017-04-15

もうすぐの合図







芽が膨らんでいるのを見ると、
いとおしくて胸がいっぱいになる。


足もとのした何十センチのところから枝のすみずみまで、
生命力が移動し続けていることを想う。








2017-04-14

禁じられた遊び





まだ少し肌寒いような、
ゆるやかにあたたかいような、
そんなころに通りすがった小さな池。



フェンスの向こうは、
なにがおこっても責任がとれない領域なのだった。


石をポチャンと投げてみたくなった。



静かな水辺にも、
のどかでおちつく場や、ちょっとこわい場や、
いろんな種類があるんだと気づいた。



2017-04-12

バイモくん






君の名は?


夕陽をあびて輝くのはバイモユリ。



いっせいに動き始めた生き物たちが、
ほら。ここにもあそこにも。