2016-10-29

コスモスゆらり



コスモス畑



気がつくと、
あたり一面に広がる淡いピンクのグラデーションができあがっていて、
しかもそれが桜とちがって長いあいだ続く。


夕暮れの風にそよぐコスモスを眺めていると、
清々しくて、ただただ心地いい。



コスモス畑



ちょっとあぶなっかしいほどの、しなやかで繊細な長い茎が、
この花の魅力だと思う。




コスモス畑


もう少し近寄りたい……。

畑に入っていきたい衝動をこらえて、
あぜ道でガマンする。



コスモス畑





コスモス畑



日暮れ時の花色は、30分も経たないくらいの間に、
刻々と変化していき、
しまいには黒っぽい単色のシルエットで浮かびあがった。



コスモス畑



コスモス畑



2016-10-28

秋のよそおいに



秋の庭



10月も後半になり、庭もちょっとずつ秋の姿に変わってきています。



秋の庭



ツワブキの花茎が30センチほどに立ち上がってきて、
もう1週間くらいで黄色い小さな花が見られそう。
 
 
マホニアコンフューサも蕾がだいぶほころんでいます。
 

ホスタは葉を少しずつ茶色くし、冬のお休みの準備をはじめています。



秋の庭



もうさすがに蚊も気にしなくていいのではと思い、
今季初めて無防備に立っていたら甘かった。

あっという間に3か所刺されました。

「テヘッ。まだ現役だよーん。」と言う声が聞こえた気がします。


まだしばらく蚊取り線香が手放せないようです。



秋の庭





2016-10-12

歴史



歴史のあるビルのエレベーター


窓、階段、天井、エレベーター・・・
ちょっとしたディティールがうつくしい、
とても歴史のあるビル。


そのままでもとてもいい空間で、
どんな店が作れるか、あれやこれや勝手な妄想をしてしまう。


歴史のあるビル
 
 

今、テナントも入っていない空き家の状態なので、
解体待ちなのかもしれない。
 
 
妄想のあとは、勝手にさみしい気持ちになった。

 
 

 

2016-10-10

あいちトリエンナーレ



あいちトリエンナーレ



開催3回目となる『あいちトリエンナーレ』。



あいちトリエンナーレ



こどもの頃から、「芸術の秋」っていう言葉は、
「青信号でわたる、赤信号は止まる」みたいなもんだと思っていた。
 

「なぜかはわからないけれど世の中ではどうやらそういうことらしい」、
というとらえ方。


あいちトリエンナーレ


最近は、しみじみと意味を体感する。



うだるような暑さのなかで作品をじっくり感じることなんて
至難の業だったりする。

「もういいから、そこのスタバに入りたいっ」と、なってしまう。



あいちトリエンナーレ


今さらながら、「○○の秋」は、とても単純なことだったんだ。


からだ(脳みそ)の余裕があるかないか。


あいちトリエンナーレ


春先に前売りで買ってあったチケットは夏のあいだ寝かしておいて、
やっと涼しくなったので観覧してまわった。

そういえば過去2回も同じく秋を待って足を運んだ。



あいちトリエンナーレ



すてきな作品を浴びるように見て回る涼しい一日は、
明日のための栄養が、ぐいぐいと沁みてくるような時間だった。




あいちトリエンナーレ




あいちトリエンナーレ



あいちトリエンナーレ




あいちトリエンナーレ




あいちトリエンナーレ



2016-10-09

創造の源 ポール・スミス展



ポール・スミス展


敬愛するクリエーターが、どんなものごとから、
インスピレーションを得て、
そしてそれをどんな風に自分のなかでストックし、
日々のアウトプットにつなげているのか。


そういうことを肌で感じるのは、とても心躍る事なんだなあと、
あらためて実感しました。


よくよく考えてみると、
それをここまでひたすら直接的に見せる大規模な展示というのは、
普段なじみがないかもしれません。


ポール・スミス展、よかったです。


ポール・スミス展



ポール・スミス展


ポール・スミスが若いころから収集している膨大な量の絵画や写真など。



ポール・スミス展



ポール・スミス展


ファンから送られてくるプレゼントの数々。

アトリエの再現。

日々の行動を伝える動画。



ポール・スミス展



ポール・スミス展


 



ポール・スミス展


頭のなかをのぞき見させてもらっているようなワクワク感でした。