紅ズワイガニの缶詰をたくさんいただきました。
うれしくて、手を替え品を替え食卓にあげています。
「ツナ缶を使うような勢いで、じゃんじゃん食べていいものかなあ」と、
なぜだか甘美な背徳感をおぼえつつも、楽しいのです。
複雑なことをやるよりも、
そのまんまの味わいがよくわかるのがよさそう。
混ぜるだけの冷製パスタを作ってみると、
そのまま食べられる缶詰であることや汁のおいしさが
生きることで、
ちょうどいい着地点のひとつだと感じます。
カニの缶詰を汁ごと全部に、オリーブオイルと塩、
新しょうがのみじん切りを混ぜて乳化させるようになじませます。
そこにキュウリを大量に輪切りして軽めに塩もみしたもの、
ソテーしたマッシュルーム、みょうがの小口切りを混ぜます。
細めのパスタを2分余分にゆでて、
氷水に取りキンキンに冷やします。
数分置いても大丈夫。
芯まで冷えたらざるにあげて、
キッチンペーパーで水気をとりのぞきます。
これで、ちゃんと食べごたえのあるアルデンテの状態が長く続いて、
最後までおいしく食べられます。
パスタとソースを混ぜて、塩とオイルで味を調整してできあがり。
ミョウガの代わりにラッキョウ漬けだと
また違ったいいアクセントになりそう。
冷たいパスタは、
ちびっこ達でも慌てずにプロ並みに作れちゃうところがいいなあ。