2015-12-01
光明
小高い丘に登って、
ふいに目に飛び込んできた光景に言葉をなくした。
40km近く離れた名古屋駅周辺の高層ビル群の上だけが、
とんでもないことになっている。
望遠レンズを持ってこなかったのがちょっぴり残念。
「良くできたCGなのか?」と、一瞬考えたそのあと、
「使徒でも出てきそう・・・」なんて思う。
※アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する、地球を襲いに次々やってくる謎のヤツラです
それなりには歳を重ねたのだけれど、
まだまだ、毎日は、見たことがないようなものごとであふれている。
2015-11-29
滴る満点星つつじ
薄曇りで少し肌寒い昼下がりのドウダンツツジは、
赤ワインが滴るような深い朱でした。
空気の重さが増してしまうほどの気迫です。
ババンッとやってくる夜にまだまだなじめなくて、
幾度も左腕の時計に目をやってしまうのでした。
2015-11-21
色づくジューンベリー
ようやく2mを超えたジューンベリーの、
明るいオレンジ色に染まった葉が、
西からの陽をまとって、まぶしいほどの光の塊になっています。
今年の花は、はにかんだようにちょっぴりでした。
花が散ったところに実ができるので、
花が散ったところに実ができるので、
花が少ないということは同じく実も少ない、のでした。
当たり前なのだけど忘れているようなことを、
当たり前なのだけど忘れているようなことを、
日々たくさん教えてくれる樹です。
植え付けてから初めての春は、花がたった5個だけでした。
そして同じく5個の実がちゃんとなった時の嬉しさといったら。
赤黒く熟すまでじっくり待って、
植え付けてから初めての春は、花がたった5個だけでした。
そして同じく5個の実がちゃんとなった時の嬉しさといったら。
赤黒く熟すまでじっくり待って、
大切にそっと指先でつまんだ一粒を口にふくんだ時の、
あたたかく満たされた気持ちを忘れられません。
2015-11-20
2015-11-15
虚と実
風もやみ静かな鏡となった水面に映る像の方が、
なぜかひときわくっきりと見えていた。
しみじみと眺めると、大きな違いは、光沢なんだと気づく。
逆光で柔らかい光がまわるホンモノが、写真プリントでいうところのマット仕上げで、
しみじみと眺めると、大きな違いは、光沢なんだと気づく。
逆光で柔らかい光がまわるホンモノが、写真プリントでいうところのマット仕上げで、
池に映りこむ方が光沢仕上げだった。
両方がタッグを組んだこのできごとは、不思議なことになっている。
並ぶ木々や空は実像で、池に映るそれは虚像だけど、その池は実像で・・・・・・。
なんだか頭がこんがらがってくるけれど、きれいだからいいんだ。両方がタッグを組んだこのできごとは、不思議なことになっている。
並ぶ木々や空は実像で、池に映るそれは虚像だけど、その池は実像で・・・・・・。
秋の夕暮れに現れた一幅の水墨画は、
遠くで車がアスファルトを擦る音とともに、
体の奥深くへ、ストンと落ちていった。
2015-11-14
2015-11-02
小さな緑青の世界
橋の欄干で見つけた。
銅の表面に浮く緑青のような色をして、
びっしりと広がる美しい苔。
カメラを構えていると、背後から声をかけられた。
「何か居るんですか?」
「いえ、あの、えっと、苔が生えてて・・・・・・」
なぜかしどろもどろになってしまった。
「そこに猫が。」みたいな答えじゃなくてごめんなさいっ、なんて思ったからか。
登録:
投稿 (Atom)















