2015-03-13

水筒袋と発見

 


自分用のバッグ。・・・というよりも袋。
1Lの水筒を入れて持ち運べる、
ぱりっとした形状のものが欲しくて作ったもの。

商品ではなく自分用のものは
いつもだいたい後回しです。





 
必要なものを、こねくりまわさずに、
ささっと作ると、色々発見があります。
 
「自分用」だと、ホントになんでもない、
拍子抜けするようなあっさりしたものを
作っていることに気づきます。

 
普段から、プロダクトでもゴハンでもなんでも、
自分がいいと思うように頭を使って
作っているのは同じはずです。
 
ただ、作る向こうに誰かが居てくれるので、
当然そちら側に想いを馳せています。
 

 

時々「自分用のものを瞬間的に作ってみる」、
という行為は、
最近の自分が、どのあたりの位置でとらえて考えて、
何かを作りだそうとしているか、
振り返ったり知ったりする作業になるなと感じます。
 

 
 
 
 
この袋、手に下げると、
七五三の記念写真で持つ千歳あめみたいです。


比率がなんとなく楽しくて、
長財布ひとつをポンと入れて、
たまに買い物に行ってしまいます。

全く想定してなかった使い方です。
 
なかなか使いにくいです。
レジでは、ハニーポットに手を突っ込んであたふたする、
くまのプーさんのようです。

 
 
そろばんか、ドラムのスティックだけを入れて、
お散歩に行きたい方には使ってもらえるかもしれません。
 
1億2800万人も人が住んでいるなら、
10人位はそういう方がいて、いつか見つけてくださるでしょうか。

 
 
 
 
 
 
やっぱりただの水筒袋のままでいた方が
いいような気もします。