毎日、手帳とは親密なおつきあいをしている。
カレンダーと、そこに記す文字で日々がまわっていく。
5日間で。月末までに。量でとらえて暮らしている・・・・・・と、思っている。
それにもかかわらず、「もう2月も後半なんだ!」って改めてびっくりしたりする。
じぶんのなかで日の過ぎる速さと、実際の過ぎた日数との隔たりが、
どんどん大きくなってきているのを感じる。
もしや知らぬ間に、からだのまわりに時空のひずみができていて、
もしや知らぬ間に、からだのまわりに時空のひずみができていて、
びゅーんと早い部分が出現しているのではないか、と考えてみたりする。
最近はさらに、「自分が何度も同じようにびっくりしている」という事実に、
最近はさらに、「自分が何度も同じようにびっくりしている」という事実に、
驚いてしまう。
もう2月も後半なんだと、
もう2月も後半なんだと、
同じ分量の同じ新鮮さで何回もびっくりしているのだから、
なかなか楽しいかもしれない。
これはもう「忘却」の一語で片づけるのはもったいない、
これはもう「忘却」の一語で片づけるのはもったいない、
新しい能力じゃないか!なんて思う。
2月も後半!の風はまだ冷たいけれど、
2月も後半!の風はまだ冷たいけれど、
窓辺にはすでに春の勢いをはらんだ陽ざしが届いている。